2023年01月の記事
※わかりやすいように、一般的に広く使われている言葉として、
ペット・飼い主さんという言葉を使わせていただいております)
動物観研究とは・・・
飼い主さんの態度という概念を学問として論じている分野
飼い主さんが、ペットに対してどのようなイメージ、
態度や関係性を持っているのか、その価値観に対しての研究
関係性として6つの段階に分類しています。
① 親密一体感
ペットのためならば何でもする
ペットがいないと生きていけない
ペットとともに常に行動したい
② 高等感情機能
ペットは悪いことをしたときに罪の意識をもつ
ペットは将来(未来)について考える
ペットには恥ずかしいと思う気持ちがある
③ 仲間感・依存感
ペットが大好きだ
ペットをとてもかわいいと思う
ペットと一緒にいると落ち着く
④ 感覚・原始感情・欲求機能
ペットは人の遊んで欲しい思う
ペットは人の声や物音が聞こえる
ペットは嫌なことをされると怒る
⑤ 飼育必要性
ペットは人の飼われるよりも野生で自由に暮らす方が幸せだと思う
ペットは人と一緒にいたくない(逆転項目)
⑥ 下等生物・物体視
ペットは人よりも下等な生き物だ
ペットは動くおもちゃだと思う
「動物観の構造とその形成過程を探る」より一部引用
あなたは、どの段階にいますか?
ペットとある程度の距離感・境界線を持った健康的な関係性なのか
ペットとの一体化が進んでしまい、とても近い距離感での不健全な関係性なのか
私は・・・
① の状態でした(-_-
桜子は私の魂の一部だと感じて、信じていました。
結果、それは、お互いの魂の学びを阻害するような関係性になってしまい、
冷静な判断もできなく、先天性の難病による死の不安や恐怖といった感情に常に何年も支配された、
とても苦しく、辛い状態でした。心が休まり、リラックスできたことがありませんでした。
そのような飼い主さんのメンタルの元で生活していた桜子に
ネガティブな影響がないわけありませんよね・・・大反省です。
当時は、自分の命と同じように大切に感じていたので、桜子のためならば、なんでもする。
自分にはお金をかけずに、桜子にはどんな高額なことでも治すためにトライする!
海外から獣医さんに往診に来ていただいたり・・・本当に何でもトライしました。
※ここポイント:治そう治そうとそこに目をむければ向けるほど、病気が増えてゆく・・・
私が治そうとする状況に陥る堂々巡りの悪循環。
※ここは矛盾ポイント:自分の命と同じように思っていたのに、
自分を粗末に扱うという矛盾。
↑
この辺りはまた別のブログで詳しく書きますね!
桜子を通して、
私は優しくて素晴らしい飼い主だ!
みたいな自己満足感や自己価値を証明したい気持ちがあったのだと思います。
桜子を全く見れていない・・独りよがりでした。本当にひどい飼い主でした。
また、
① の状態の飼い主だったので、ペットロスは、それはそれは壮絶・・・
なにせ自分の魂の一部を失ったと真剣に思っていたので・・・・。
桜子と難病とペットロスをとおして、本当にいろいろなことに気づきました。
私と同じような状態で悩んでいる飼い主さん、
苦しんでいる飼い主さんのサポートをさせていただければ、
それが、私が桜子の魂から学び託されたことだと思っています。
私もまだまだペットロス中です。
一緒に気づきながら、歩んでいけましたら(^^♪