リフレーミング①
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2017年6月2日
リフレーミング
私たちは常に様々な物の見方、視点を通して、出来事を体験し感じます。この物の見方・視点のことをフレームと呼びます。
人それぞれに育った環境や個性、また、心理的ブロック(制限)などにより、この物の見方・視点には、個人の癖のようなものがあります。
そして、このフレームを変えることをリフレーミングと言います。
心理学・NLPなどを勉強されている方には、お馴染みの言葉かと思います。
何故、リフレーミングが大切なのか・・
それは、今現在目の前で起きている出来事は変わりませんが、見方・視点(フレーム)を変えるだけで受け止め方が変わり、前向きに考えられたり、気付かなかったことに気づきたり
やる気になったり、自己肯定感が上がったり、ストレスが減ったりします。嫌だと感じていたものが、実は違う側面を持ち合わせ、それを発見・知ることにより、
「あ~これでもよかったんだ」
「それほどひどくはないのか・・・」
「なんならこれで、よかったじゃない」
などと感じるようになったり、やりたくないと思っていたことをやりたいと思えるようになったりするときもあります。
今問題となっている事柄に対して、別の良い点を見つけることで問題解決のための出口を見つけたり、現在の行き詰った状況を緩和させたりすることもできます。
フレームが変われば意味が変わり、そして反応・体験が変わり、そして感情・行動が変わる。
日々の行動や思考の積み重ねが、私たちの人生を造っています。
このフレームを変えるということは、人生に大きな影響を与えます。
リフレーミングには、
①状況のリフレーミング
②内容にリフレーミング
と分かれますが、これは次のブログで詳しく書きますね。
まずは・・・実例として、私は子供のころから母親に「飽きっぽい」と言われてきました(笑)
この「飽きっぽい」と聞くと、気が散りがちで集中力がなく、なんとなくネガティブなイメージを持ちませんか?
私はそれを、「行動力があり、好奇心旺盛、チャレンジ精神がある、勇敢な私」とリフレームを習ってはいない頃から、そう捉えて自分を肯定していました。
実際、私はとても行動的というのか、感覚人間なので頭で考えるよりも体が先に動いてしまうタイプです(笑)
それが、私の長所だと思っています。
ですのでリフレーミングにより、更に行動力が加速しイケイケ&ワクワク状態です!
もし、この母の言葉をリフレームできていなかったら、私の長所の行動力が落ち、今のイケイケ&ワクワクの状態にはなれなかったと思います。
このような感じで、目の前の事実・出来事・事柄は変わりませんが、それをどのように捉えるかにより、人生は大きく大きく変わります。
日本人は他の国に比べて、自己アピールが苦手な方が多いようです。
長所よりも短所ならたくさん思い浮ぶのでは・・・(実はこの辺り、環境の要因のみならず
生物学的にDNAが関連しているという事実も発見されました。この辺りも論文内容もとても興味深いです。)そこで、紙に自分の短所をすべて書き出して、その1つ1つをリフレームしてみてくださいね~♪
新しい側面の素敵な自分を発見できてとても楽しいですよ。
初めは上手くリフレーミングができないかもしれませんので、下記を参考にしてみてください。
意志が弱い ⇒ 柔軟性が高い・協調性がある・優しい
うるさい ⇒ 明るい・元気一杯・体力がある
理屈っぽい ⇒ 論理的
冷たい ⇒ 冷静・客観的
ルーズ ⇒ おおらか
消極的 ⇒ 慎重な・ひかえめな・わびさび文化
いい加減 ⇒ おおらか
欠点 ⇒ 持ち味・強み・個性
やる気がない ⇒ ただいま充電中!爆発的成長の手前
失敗 ⇒ 学び・貴重な体験
細かい ⇒ よく気が付く・頭の回転が速い
暗い ⇒ 落ち着いている・冷静
厳しい ⇒ 責任感がある・真面目・完璧主義
怒られた ⇒ 期待されている・成長している
退屈 ⇒ 新しいことを始められる・余裕がある
短気 ⇒ 情熱的・決断力がある・生命力がある
わがまま ⇒ 自分の意見を持っている・しっかりしている・自由
けち ⇒ 計画的・無駄遣いをしない
口が軽い ⇒ 裏表がない・正直者
自分勝手 ⇒ リーダーシップがある・統率力がある
経験が少ない ⇒ 斬新な発想が可能・しがらみがない。自由
若くない ⇒ 経験豊富・頼りになる
頑固 ⇒ 交渉力がある・信頼性がある・筋が通った人
話下手 ⇒ 聞き上手・安心感がある・人を大切にする
このような感じで決まりはないので、柔軟性を持たせて考えてみてください。
ナチュリアではスピリチュアルカウンセリングのみならず、NLPカウンセリングなどを併せてオリジナルカウンセリングを行わせていただいています。
NLPにつきましては、自己認識・未来の→NLPLをご覧ください。